赤い羽根共同募金のはじまり
共同募金運動は、昭和22年に「国民たすけあい運動」として始まりました。今日では、赤い羽根共同募金として広く定着している社会福祉法で定められた民間の募金運動です。
赤い羽根共同募金の仕組み
赤い羽根共同募金は、「共同募金会」という民間の団体によって都道府県を単位として行われています。お寄せいただいた寄付金は、都道府県内で地域福祉の推進のために役立てられます。赤い羽根共同募金運動の期間は、10月1日から12月31日までの3か月間で、全国各地で一斉に行われます。また、共同募金には大きく分けて「一般募金」と「歳末たすけあい募金」の２つの募金があり、「歳末たすけあい募金」も共同募金の一環であり、運動期間は12月1日から12月31日の1か月間になります。静岡県の赤い羽根共同募金の実施主体は、静岡県共同募金会であり、その支会として湖西市社会福祉協議会が湖西市共同募金委員会として募金運動を実施しています。
赤い羽根共同募金の特徴と募金の流れ
赤い羽根共同募金は、まず、支援を必要としている福祉団体やグループなどから①申請を受け付け、その内容を共同募金会で②審査します。そのあと募金に係る③「助成計画」を定め、計画を基に④募金活動を行います。お寄せいただいた寄付金は静岡県共同募金会に⑤集められ、支援を必要としている福祉団体や社会福祉協議会などに⑥助成されます。助成先や募金の使いみちは静岡県共同募金会の「はねっとシステム」などを通じて公表されます。
助成方法
湖西市で集まった寄付金は、実施主体である静岡県共同募金会に集約され、
〈 一般募金については 〉
● 翌年度 湖西市内の地域福祉事業や福祉団体に助成
● 翌年度 静岡県内の福祉施設・団体等に助成
〈 歳末たすけあい募金については 〉
● 当年度 要援護者への支援（援護金事業）
● 当年度 歳末時期に地域福祉事業に助成